定年楽農のブログ

定年帰農して二十数年の顛末

小説定年楽農48

ichirou
 e-Tax
 65歳から年金が満額出た。
 確定申告をe-Taxでやってみた。
 「簡単」とのふれこみにのせられ、市役所で「住民基本台帳カード」を作成し、1500円支払い、家電量販店で「カードリーダライタ」を2450円で買ってしまいました。
 さて、申告書の作成に取り掛かろうとしましたが、まず「カードリーダライタ」のセットアップが必要とのこと。
 解説書には、パソコンの設定条件がどうのこうのと書いてある。もともとパソコンの知識がないのではあるが、4000円弱もつぎ込んでいるので、がんばった。
 つぎに国税庁のHPの「確定申告書等作成コーナー」にアクセスし、事前準備セットアップをアップアップの思いでやっと準備完了。
 電子証明書のパスワード、利用者識別番号、その暗証番号など、パスワードを随所で要求されるが、最初は区別ができなくとまどった。
 やっと申告書の作成に入るのですが、その前に農業所得を計算しておかなければならない。これは別途独自に複式簿記のソフトで毎日記入しており、費目別に金額が集計されているので、その数値の転記で済む。
 圃場の一部が市街化区域内にあるため、固定資産税が高い。農業所得から固定資産税、施設や農機具の減価償却分を差し引くとマイナスとなってしまうくらいである。
 最初のころは、農業所得を多く見せたいために、固定資産税と減価償却費は経費に加えなくて農業所得を計算していたが、確定申告の場合、農業所得がマイナスだと、年金所得と合算されて、所得金額の合計が計算されるために、所得金額の合計が低くなり、この額を基に計算される地方税が軽減される可能性がある。
 何よりも、わずかな年金から引かれているさらにわずかな源泉徴収税が戻ってくるのがうれしい。
 「確定申告書B」の作成は、ナビに従って、数値を入れていくだけで計算はしてくれるのだが、朝から始めて夕方やっとまとまった。
 やれやれと思い、住基カードをカードリーダーで読み込ませようとしたところ、パソコンが反応しない。
 Windows8.1に対応していないことが分かり、ネットでその対応ソフトが紹介されていた。
 早速その対応ソフトをインストールして、パソコンを再起動したところ、朝から作業してまとまったファイル「確定申告書B」が失われていた。
 ナビでは、途中で内容を保存できるのであるが、その仕方がややこしく、完璧な保存が行われていなかったらしい。
 何たることか、もう一度最初からやり直し、やっと住基カードで送ることができた。
 「確定申告書B」自体の作成はナビに従っていけば比較的簡単だが、パソコンやカードリーダー等の環境を整えるのに苦労した。